防火扉(開き戸) 運動エネルギー計算

番号
場所
扉高さ
H(m)
扉幅
W(m)
閉戸時間
(秒)
開閉角度
扉質量M
(kg)
扉の軌跡
円周(m)
速度V2
(m/s)
運動エネルギー(J)
(10J 以下)

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説明

特定建築物(特殊建築物)調査や新設された防火設備検査では、防火扉の運動エネルギー閉じ力を計測します。常時閉鎖式の防火戸は特定建築物(特殊建築物)調査時に、随時閉鎖式の防火戸は毎年の防火設備検査時に実施します。

平成17年告示(第1392号)により、運動エネルギーは「10J(ジュール)」以下、閉じ力は「150N(ニュートン)」以下であることを調査で確認しなければなりません。閉じ力に関しては、現場においてテンションゲージなどで測定すれば、すぐに150N以下かどうかの判断がつきます。一方、運動エネルギーは扉の大きさや開閉時間を測り、その後計算式に当てはめて計算結果を得なければ、10J以下になっているか判断がつきません。

報告書を作成する際に、運動エネルギーの計算を行い10J以下になっていることを確認して、報告書に◯を記載することになりますが、一つ一つ計算するのはなかなか時間もかかり面倒です。また現場調査の時に、その場で10J以下になっているか判断できれば、様々対策を取れることもあります。

そんな時のためにWEB上で計算が簡単にできる この「防火扉の運動エネルギー計算フォーム【開き戸タイプ】」ページを用意しましたので、調査時や報告書作成時にご活用下さい。

なお、扉の質量Mは実際に計測することが不可能なため、業務基準書の一般的な付帯条件に従い「扉の面積1m2=40kg」で計算しています。※鋼製軽量建具の場合は「扉の面積1m2=20kg」としますので、半分の値となります。

※現在のページは「防火扉(開き戸)」の自動計算フォームです。
→「防火扉(引き戸)」の計算フォームはこちらへ
→「防火シャッター」の計算フォームはこちらへ

使い方

この計算フォームは誰でも無料で自由にお使いいただけます。パソコンはもちろんスマホでも使用できます。
1. 「番号」欄は、通し番号や防火扉の番号など、あとで分かるように任意の数字をご入力下さい。
2. 「場所」欄は、階段室など、あとでどの場所の測定結果か分かるようにご自由にご入力下さい。
3. 数字は、半角でご入力下さい。
4. 防火扉の「高さ(m)」「幅(m)」「閉戸時間(秒)」「開閉角度(90°~180°)」をご入力下さい。
5. 最後に青い「計算」ボタンをクリック。
6. 計算結果が表示され、10J以下だと緑で「OK」、10Jを超えると赤で「NG」と表示されます。
7. 「シートを追加」ボタンで、フォームを複製できます。
  防火扉が複数ヶ所ある場合は、追加してご使用できます。
8. 「シートを追加」で複製した後、不要なシートは「シートを削除」で消すことができます。
  ※ただし、一番下から消去されます。
9. 印刷も可能です。スマホの方はPDFなどで保存すると便利です。


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